昨日、あなたに恋をした

 裕子は、
『楓さんを崇拝してるんですっ』
とかいうわりに、結構薄情なことを言う。

 まあ、そんな程度の崇拝だから、付き合いやすいのかも、と思いながら、日子は残りの味噌汁をすすっていた。