昨日、あなたに恋をした

「ちょっと、羽根っ。
 お金出したの私だからねっ。

 星野と新しい恋を始めるのは私よっ」

 いつから、これを買ってくれた人と恋をすることに決まったのだろう……。

 そう思いながらも、騒がしい二人に少し気の紛れた星野はよく晴れた空を眺めながら、その缶コーヒーを飲み干した。