昨日、あなたに恋をした

 誠孝の手が日子がひっくり返っているソファの背に触れる。

 日子の顔を覗き込むようにして、誠孝は言った。

「日子。
 好きとか嫌いとか俺にはよくわからないが。

 お前とずっと一緒にいられたらなと思う。

 結婚してくれ、日子。

 お前のことを好きかどうかは、長く一緒にいたら、こんな俺でも、きっと答えが出ると思うから。


 ――とお前が起きたら言おうと思っている。

 リハーサルができてよか……っ」

 なに泣いてんだ、日子っ!?
と誠孝が叫んだ。