昨日、あなたに恋をした

 だが、誠孝は、
「そういうことはよくわからないが……。
 もう毎日、お前がいるのが当たり前になっていて。

 このまま、お前のいる毎日がずっと続いてたらな、と思う。

 寝ても覚めても。
 目が覚めたら、何万年も経ってても。

 お前が側にいてくれたら、平気だ。

 地球が滅んでても、毎日、朝起きて、お前と話して、狩りでもして、ご飯食べて、一日過ごして、また寝て」

 ……うん、と誠孝は自分で言いながら頷く。

「断捨離するまでもなく、なにもない世界になってしまっても。
 お前がいたら、俺はそれで幸せな気がする。

 いや、上手く言えてないな。

 この言葉では、俺の気持ちのすべてを言い表せてはいない気がする。

 ベルゼブブさんならもっと上手く言うんだろうけどな。

 ベルゼブブさんくらいハッキリ物が言えて、東城くらい真っ直ぐにお前を見つめていられたら。

 もっとこの想いがちゃんと伝わるんだろうか」

 そこで誠孝はひとつ溜息をついて黙った。