昨日、あなたに恋をした

 


 広い施設内を見て回るだけで、結構時間がかかったが、楽しかった。

 バーベキューをやっている家族連れもたくさん見たが、日子たちは夕食がバーベキューになっていたので、昼は普通に、レストランに入って湖を眺めながら食事をする。

 ガラス張りの店内から湖を眺めていた日子は呟いた。

「……やはりあれに乗らねばなりませんかね」

 湖にはボートを楽しむ人々がいる。

 グランピングだし、トレーラーハウスなのでテントを設営する時間などもいらない。

 バーベキューの時間までかなりあった。

「……乗るか」

 同じように湖を見ていた誠孝が言ってくれた。