「女性の部屋、男性の部屋ってわかりやすくていいじゃない。
夜中にトイレ行ったあと、間違えて入りそうになっても気づくでしょ」
と笑って言われた。
いや、そもそも部屋、離していただければ、間違えてシゲタカさんの部屋に入ることはないんじゃないですかね?
二階の空いてる部屋とか、と思ったとき、誠孝が言った。
「開けてもいいぞ」
「え?」
「怖いのなら、襖、開けててもいいぞ」
開けてやろうか、と誠孝は言う。
……いやいや。
照れるではないですか。
襖がなくなると、二人で布団並べて寝てるみたいになっちゃいますよ。
いつも並んで行き倒れて寝ているのかもしれないが。
最後はもう雪山に倒れ込むみたいな感じで寝ているので、隣に誠孝がいるから、恥ずかしくて寝られないということはない。
だが、今は緊張感がわずかに残っていた酔いも吹っ飛ばしてしまったので、なくてもいい理性がありありだった。
すごい格好で寝てるのとか見られたくないっ、と日子が思ったとき、襖が開く音がした。
夜中にトイレ行ったあと、間違えて入りそうになっても気づくでしょ」
と笑って言われた。
いや、そもそも部屋、離していただければ、間違えてシゲタカさんの部屋に入ることはないんじゃないですかね?
二階の空いてる部屋とか、と思ったとき、誠孝が言った。
「開けてもいいぞ」
「え?」
「怖いのなら、襖、開けててもいいぞ」
開けてやろうか、と誠孝は言う。
……いやいや。
照れるではないですか。
襖がなくなると、二人で布団並べて寝てるみたいになっちゃいますよ。
いつも並んで行き倒れて寝ているのかもしれないが。
最後はもう雪山に倒れ込むみたいな感じで寝ているので、隣に誠孝がいるから、恥ずかしくて寝られないということはない。
だが、今は緊張感がわずかに残っていた酔いも吹っ飛ばしてしまったので、なくてもいい理性がありありだった。
すごい格好で寝てるのとか見られたくないっ、と日子が思ったとき、襖が開く音がした。



