昨日、あなたに恋をした

「いや、よく考えたら、今までにも二人で泊まってるよな。
 なんか、なし崩し的に」

「気がついたら朝、ってこと、何度かありましたもんね」

 そして、手にはコントローラーだ。

「楽しみですね~、グランピング」

 日子は新緑の中の湖畔のトレーラーハウスを想像してそう言ったのだが、『手にはコントローラー』が誠孝の頭にも浮かんでいたらしく、

「……グランピングにはゲーム持っていかないからな」
と誠孝は釘を刺してきた。