「アヒージョって、あっという間に日本で広まったらしいんですよー。
余程、日本人の好みに合ったんでしょうね。
グランピング、楽しみですね~」
「話しつながってないぞ。
結構呑んだな、お前」
と言う誠孝が後ろをついてくる。
日子はトイレで家に上がったついでに誠孝に新太の分冊百科の間を案内していた。
「どうぞ、ディアゴ○ティーニで呪われた間です」
ずらりと並んだ雑誌を見て、誠孝が驚く。
「全部そろってるじゃないか。
大抵、途中で脱落するのに。
さすがベルゼブブさん、ただものではないな」
誠孝は妙なところで、新太を尊敬しはじめた。



