昨日、あなたに恋をした

「食べるのと寝るの以外は、全部家の中だったんですけどね」

 お風呂もテレビもエアコンも使ってのキャンプ。

 あれこそ、ある意味、グランピングだったな、と日子は思う。

「新ちゃん、いつもいろいろ遊び考え出してたな~」

「そうねえ。
 遊ぶことの好きな子だから。

 趣味が多いのはいいけど。
 今も我が家に荷物持ち込んで占拠するのはやめて欲しいわ~、いい年して」

 なんだかんだで新太が可愛いので、嬉しいような。
 いや、やっぱり、面倒臭いような。
 そんな顔を節子はしていた。

「ベル……新太さん、ここになにを置いてらっしゃるんですか?」
と誠孝が節子に訊く。