昨日、あなたに恋をした

「俺なんか、ゴミ運んだついでにお前んちに寄ったが。

 っていうか、その小洒落たニット系セットアップのどの辺がラフなんだ。
 お前にとってのラフとはっ!?」

 そう確実に突っ込まれそうだったが、

 いや、ちょっとくたびれてるんですよ、この服と日子は気にしていた。

「ところで、ベルゼブブさんは明日まで出張なのか」

「そうなんですよ~。
 明日の夕方からなら来られるかもって言ってました」

 土曜だけで終わらなかったら、明日、新太も来てくれると言う。

「土曜も日曜も片付けないといけないとか。
 そんなに散らかってるのか、おばあさんち」

「いや、散らかってるというのとは違う感じでしたよ。
 物を片付けてくれって話でした」

「いや、どう違うんだ……」
と言う誠孝に、

「ところで、なんで車で来たんですか?」
と訊く。