「昨日は、祖母の米寿のお祝いの打ち合わせだったんですよ、新ちゃんと。
ちょっとした軽い感じの話し合いだからって言われて会いに行ったんですけど。
何故か、なんで、俺との待ち合わせにもスーツで来るっ、て怒られました。
スーツがあんまり考えなくていいから、楽なんですけどね~」
「……ベルゼブブさん、それ、『ちょっとした軽い感じ』をやたら強調してなかったか?」
「そういえば、そうでしたね~」
日子はそこでゴマをすっていたすり鉢を見下ろした。
「この間、雑貨屋さんに『簡単にゴマがすれますっ!』ってシールが貼ってある電動ゴマすり機があったんですよ」
「そのキャッチコピーだけ見たら、違う意味に聞こえるな」
「そうなんですよ。
実は、同じものを小学生の頃、おばあちゃんの誕生日にあげたんですよね。
あのときも、あげたあとで、『簡単にゴマがすれます!』をお祝いにあげるのどうだろうなって思ったの思い出しました」
そう言って、日子は笑った。
ちょっとした軽い感じの話し合いだからって言われて会いに行ったんですけど。
何故か、なんで、俺との待ち合わせにもスーツで来るっ、て怒られました。
スーツがあんまり考えなくていいから、楽なんですけどね~」
「……ベルゼブブさん、それ、『ちょっとした軽い感じ』をやたら強調してなかったか?」
「そういえば、そうでしたね~」
日子はそこでゴマをすっていたすり鉢を見下ろした。
「この間、雑貨屋さんに『簡単にゴマがすれますっ!』ってシールが貼ってある電動ゴマすり機があったんですよ」
「そのキャッチコピーだけ見たら、違う意味に聞こえるな」
「そうなんですよ。
実は、同じものを小学生の頃、おばあちゃんの誕生日にあげたんですよね。
あのときも、あげたあとで、『簡単にゴマがすれます!』をお祝いにあげるのどうだろうなって思ったの思い出しました」
そう言って、日子は笑った。



