昨日、あなたに恋をした

「どうしました? シゲタカさん」

「いや……まだ夢を見ているようなので、寝過ごしたのもきっと夢だろうと思って」

 は? という顔をした日子に、誠孝が顔だけこちらに向けて半信半疑な様子で言う。

「お前、俺を誠孝と呼んでるぞ」

 ああっ、ほんとだっ、と日子は叫んだ。

「すみませんっ。
 寝るまでずっと、対戦してるゲーム画面のシゲタカって文字を見てたので、焼きついちゃって」

 誠孝は、いや、いい……と言いながら、むくりと起き上がる。