そこを眺めた誠孝は、
「いや、いい。
気は使うな」
と言ったが、日子が困った顔をしたので、
「じゃあ、これで」
とデイリーユースな安いワインを日子の手にのせる。
や、安すぎですよ、と思ったが、そんな日子の気持ちを読んだように、誠孝は言う。
「それが好きなんだ。
値段のわりに美味しい」
「あっ、そうですねっ。
私もよく呑むんです、これっ」
ずっと握っちゃってたし、ついでに買うか、と親子丼もいっしょに抱え、日子は、さっさとレジに向かう誠孝の背を追った。
「いや、いい。
気は使うな」
と言ったが、日子が困った顔をしたので、
「じゃあ、これで」
とデイリーユースな安いワインを日子の手にのせる。
や、安すぎですよ、と思ったが、そんな日子の気持ちを読んだように、誠孝は言う。
「それが好きなんだ。
値段のわりに美味しい」
「あっ、そうですねっ。
私もよく呑むんです、これっ」
ずっと握っちゃってたし、ついでに買うか、と親子丼もいっしょに抱え、日子は、さっさとレジに向かう誠孝の背を追った。



