昨日、あなたに恋をした





 ついに沙知見さんにお料理をご馳走してしまったっ。

 インスタに公開するより、照れるな、と思いながら、日子はプッチンプリンを食べていた。

 ある程度酒が進んだころ、誠孝に訊かれる。

「しかし、インスタとかやって、叩かれたりとか嫌な思いをすることはないのか?」

「たまにありますけど。
 そんなに……」
と日子が言い終わらないうちに、誠孝は人を射殺(いころ)しそうな視線で見て言ってくる。

「なにもできなかったお前がここまでになったのに、そんなお前を叩く奴がいるとはな。

 どこのどいつだ。
 俺がそいつを叩いてやろう」

 口調が淡々としすぎてて、逆に怖いんですけど……と思いながら、日子は、
「いえ、ほんとたまになんで」
と慌てて言う。