昨日、あなたに恋をした

「いや……美味そうだ。
 そうじゃなくて、こんな状態だと知ってたら、俺が軽く一品作ってきたのにと思っただけだ」

「沙知見さんなら、小洒落た一品を軽く作ってきてくれそうですよね~。
 やっぱり、三千年修行してからお出しするべきでした」

 だから、お前は何千年生きる気だ……と思いながら、二人で食卓を囲む。

 日子の料理もコンビニのグラタンも、プッチンプリンも美味しかった。

 なにより、久しぶりに日子と食事ができたので、楽しかった。

 ……いや、久しぶりって、三日ぶりだったようなんだが。