昨日、あなたに恋をした

「入社したばっかりのゆーちゃんにもそんな顔見せてた?

 あんまりボロボロなところ見せたら、大変な会社に入ってしまったんじゃって怯えさせるかなと思って、気をつけてたつもりなんだけど。

 っていうか、いつも気をつけてるつもりなんだけど……」

 だが、裕子は、
「やだなあ、そういうのも日子さんじゃないですか。

 私は逆に、ああ、あんな風にボロボロになるほど仕事頑張ってみたいって思いましたよ」
と言ってくれる。

 ありがとう、ゆーちゃん。

 だが、どんな感じにボロボロだったのかは気になる……と日子は思っていた。