昨日、あなたに恋をした

「沙知見さん、うちコタツありません」
と苦笑いして日子が言うと、

「そうだったな」
と誠孝が言う。

 そうだったな!?
という顔をみんなしていたが、誠孝は特に気にする風にもなく、カメラを手にした石田と名乗る恰幅のいい男と話していた。