昨日、あなたに恋をした




 なんか大変なことになっている……。

 ゆーちゃんと東城先輩がゆっくり話せるよう、気を利かせたはずなのに、
と日子は新太と裕子のやりとりを見ながら青くなっていた。

「でも、東城って、ストー……」
と本人を前に新太が言いかける。

 そう。
 東城は社長のお嬢さんをストーキングしていると噂になって、前の会社をやめたのだ。

「いいえ、なにも知りませんっ。
 私は東城さんを信じていますっ」
と繰り返す裕子に向かい、新太は笑って言った。

「ストーカーだよ。
 日子の。

 いいの? そんなやつで」

「は?」

「は?」

「は?」

 最後の「は?」はようやく来た誠孝だった。