「そういえば、ゆーちゃんって、なんで、ずっと私のこと、楓さんって呼んでるの?」
これだけ親しくしているし、こっちは、ゆーちゃんと呼んでるんだから、名前で呼んで来そうなものなのに。
第一、羽根のことは、羽根さんと呼んでいる。
そう日子が疑問に思っていると、裕子は笑って言ってきた。
「だって、楓さんって呼びたいんです。
美しい楓さんにぴったりのお名前だからです」
照れながらも、ちょっと気になり、日子は訊いてみた。
「えーと、『日子』は?」
名前の印象、どうなんだろう? と思い訊いてみたが、賢い後輩は黙って微笑んでいた。
いや、私、この名前、結構気に入ってるんですけど……と思っている間に、裕子は、
「ではっ、行ってまいりますっ」
と敬礼して、横断歩道を渡って行った。
これだけ親しくしているし、こっちは、ゆーちゃんと呼んでるんだから、名前で呼んで来そうなものなのに。
第一、羽根のことは、羽根さんと呼んでいる。
そう日子が疑問に思っていると、裕子は笑って言ってきた。
「だって、楓さんって呼びたいんです。
美しい楓さんにぴったりのお名前だからです」
照れながらも、ちょっと気になり、日子は訊いてみた。
「えーと、『日子』は?」
名前の印象、どうなんだろう? と思い訊いてみたが、賢い後輩は黙って微笑んでいた。
いや、私、この名前、結構気に入ってるんですけど……と思っている間に、裕子は、
「ではっ、行ってまいりますっ」
と敬礼して、横断歩道を渡って行った。



