昨日、あなたに恋をした

 誠孝の頭の中で、部屋に東城が現れ、ベルゼブブ新太が現れた。

 いや、駄目だ。

 今すぐ散らかせ、と思ってしまう。

「手間のかかる分別もすぐにその場でやるようになったので、前よりさっと片付くようになりました。

 物を捨てて片付けるのが、ちょっと快感になってきたっていうか」

 ……こいつ、極端から極端に走りそうだな。

 誠孝は部屋の中を見回した。

 俺が片付けたときより、物減ってないか?

 とりあえず、テレビとゲーム機とゲームソフトはあるようだが……と思ったとき、日子がこちらを見上げ、にこ、と笑った。

「とりあえず目についたものを捨てればいいんですよね」

「……俺を見るな」