「やはり、沙知見さんだったのですね。
シゲタカさんは。
いえ、マンション入り口の監視カメラを見せてもらったら、私ひとりで帰ってましたし。
そのあとも私の知り合いが入ってくる様子はなかったので。
誰かとゲームしたのなら、このマンションの人かなとは思ってたんですよ」
お隣のおじいさんが深夜に一緒にゲームしてくれるわけないですしね、と語ったあとで、
「だいたい、お隣の中野さんの名前は、秀春さんですし」
と言って、
「待て」
と言われる。
「隣のじいさんの名前は覚えているのに、俺の名前は覚えてないのか」
「だって、みんな、沙知見さんとしか呼ばないじゃないですか」
「最初の自己紹介のとき、名前言ったろう」
シゲタカさんは。
いえ、マンション入り口の監視カメラを見せてもらったら、私ひとりで帰ってましたし。
そのあとも私の知り合いが入ってくる様子はなかったので。
誰かとゲームしたのなら、このマンションの人かなとは思ってたんですよ」
お隣のおじいさんが深夜に一緒にゲームしてくれるわけないですしね、と語ったあとで、
「だいたい、お隣の中野さんの名前は、秀春さんですし」
と言って、
「待て」
と言われる。
「隣のじいさんの名前は覚えているのに、俺の名前は覚えてないのか」
「だって、みんな、沙知見さんとしか呼ばないじゃないですか」
「最初の自己紹介のとき、名前言ったろう」



