「いや、高道くんに、姉と別れてくださいと言われて」
「……誰がどこの姉と別れるんですか?」
「この状況だと、俺がお前とだろうよ……」
と渋い顔で誠孝は言う。
「付き合ってもないのに何故ですか」
「俺が聞きたい」
と言う誠孝は溜息をつき、更になにか語りかけたが、口を閉ざしてしまったので。
日子は誠孝が言わなかった、
「姉をよろしくと言われた」
という部分を知らなかった。
庭でなにかをついばんでいた小鳥が乗って、まったりしはじめたフリスビーをふたりでぼんやり見つめる。
「……誰がどこの姉と別れるんですか?」
「この状況だと、俺がお前とだろうよ……」
と渋い顔で誠孝は言う。
「付き合ってもないのに何故ですか」
「俺が聞きたい」
と言う誠孝は溜息をつき、更になにか語りかけたが、口を閉ざしてしまったので。
日子は誠孝が言わなかった、
「姉をよろしくと言われた」
という部分を知らなかった。
庭でなにかをついばんでいた小鳥が乗って、まったりしはじめたフリスビーをふたりでぼんやり見つめる。



