昨日、あなたに恋をした

 それにしても、アポもとらず、手土産も持たず、軽トラで乗りつけてしまったが。

 俺は気に入ってもらえるだろうか。

 いや、別に日子の家族に気に入ってもらえなくてもいいんだが……。

 人懐こい真っ白な犬に周りをぐるぐる回られながら、誠孝は不安になっていた。