「いつでも手を貸す。 頑張れ、日子」 「ありがとうございますっ、沙知見さんっ」 ……沙知見さん、沙知見さんって、共に朝を迎えても、シゲタカとは呼ばないんだな、と誠孝が思っていることにも気づかず、日子は満面の笑みを浮かべた。