「そんなことより」
と言う羽根に、あ、この話題投げ捨てられた……と思う日子を羽根が急かす。
「あんた、このあと、この間の件で、代理店の人が来るんでしょ?
早くしなさいよ」
「えっ?
もしかして、沙知見さんも来ますっ?」
と裕子が身を乗り出す。
「やだっ、私も同席したいですっ」
「いや、あんた、総務でしょうが」
関係ないじゃん、と羽根は言うが、裕子は、
「私、沙知見さんみたいなクールなイケメン、大好物なんですっ」
と祈るように手を合わせて言ってきた。
「……いや、見た目はそうかもなんだけど。
一度、一緒に仕事したら、二度とそんな言葉、出ないと思うよ」
日子は片付けに立ち上がりながら、そう呟くように小さく言った。
耳聡い沙知見がどこかで聞いていそうな気がしたからだ。
と言う羽根に、あ、この話題投げ捨てられた……と思う日子を羽根が急かす。
「あんた、このあと、この間の件で、代理店の人が来るんでしょ?
早くしなさいよ」
「えっ?
もしかして、沙知見さんも来ますっ?」
と裕子が身を乗り出す。
「やだっ、私も同席したいですっ」
「いや、あんた、総務でしょうが」
関係ないじゃん、と羽根は言うが、裕子は、
「私、沙知見さんみたいなクールなイケメン、大好物なんですっ」
と祈るように手を合わせて言ってきた。
「……いや、見た目はそうかもなんだけど。
一度、一緒に仕事したら、二度とそんな言葉、出ないと思うよ」
日子は片付けに立ち上がりながら、そう呟くように小さく言った。
耳聡い沙知見がどこかで聞いていそうな気がしたからだ。



