昨日、あなたに恋をした

 誠孝が、
「お前はこっちからドアを開けないと入ってこれないのか。
 呪いか。

 それとも、俺をドアを開けてくれる使用人かなにかだと思っているのか」
と言ってくる。

 滅相もございません、あなた様を使用人などとっ、と思いながら、日子はペコペコする。

「み、貢ぎ物でございますっ」
と乾き物と酒を差し出した。