昨日、あなたに恋をした

 ……呆れているのだろうかな。

 フォローを入れようとして、余計ドツボにはまったようだが、と思いながら、部屋の前で、もう一度、日子は頭を下げた。

「では、失礼します。
 おやすみなさい」

「日子」

 え? 日子?
 今、誰が呼びました?
と顔を上げたが、そこには日子の弁当入りエコバッグを見ている誠孝しかいなかった。

「味噌汁くらいなら作ってやらないこともないぞ」

「え、でも」

 そんな申し訳ない……

 っていうか、それより、

 ……日子っ!?