昨日、あなたに恋をした

「東城先輩は最初からご存知ですよ、私の自堕落な生活を。

 と言いますか。

 今日は私にしては、及第点です」
と日子が言うと、

 どの辺がだ?
と本気で驚愕したような顔を誠孝はする。

「いや~、コンビニまで下りただけ、私にしては偉いです」

「……どんな採点基準だ」

「私、大体、一階がコンビニな場所に住まいを定めてるんですよ。
 ものぐさなんで。

 ぱっとすぐ買いに行けるようにと思って。

 でも、実際、暮らしてみたら、着替えて下下りるのもめんどくさいというか」

 最早、こいつはどうしようもないな、という顔を誠孝はしていた。

「いやいや~、よく聞きますよ、そんな話~」

「……何処で聞くんだ。
 どうせお前の周りの人間だろう。

 類は友を呼ぶと言うからな」

 そうですね。
 では、あなたは私の友ではないですね、と日子は思う。

 どこも類なところがないからだ。