「羽根が言ったんじゃん、星野じゃないのって~っ」
「オンラインゲーム用の名前とか?」
「普通、そういうのだったら、ルシファーとかパパイヤとかつけない?」
「誰よ、そんな名前つけるの」
「うちの弟、ルシファー。
従兄はベルゼブブ」
「……どんな身内よ」
と羽根は言ったあとで、
「いや、待って。
今、ゲームの話じゃないのよ。
だって、星野、あんたに気があるもん。
介抱するフリして送ってったんじゃないの?」
と言い出す。
「でも、それなら、なにもせずにゲームだけして帰りますかね?
楓さん、スーツ着たまま行き倒れて寝てたんですよね?」
「だって、日子だもん」
「そうですね。
楓さんですもんね。
そんな雰囲気にならないですよね」
とふたりは勝手に納得し合う。
「オンラインゲーム用の名前とか?」
「普通、そういうのだったら、ルシファーとかパパイヤとかつけない?」
「誰よ、そんな名前つけるの」
「うちの弟、ルシファー。
従兄はベルゼブブ」
「……どんな身内よ」
と羽根は言ったあとで、
「いや、待って。
今、ゲームの話じゃないのよ。
だって、星野、あんたに気があるもん。
介抱するフリして送ってったんじゃないの?」
と言い出す。
「でも、それなら、なにもせずにゲームだけして帰りますかね?
楓さん、スーツ着たまま行き倒れて寝てたんですよね?」
「だって、日子だもん」
「そうですね。
楓さんですもんね。
そんな雰囲気にならないですよね」
とふたりは勝手に納得し合う。



