イノセント・ラブ(無邪気な純粋な恋)


このクラスには、柏木エリカ(かしわぎ えりか)
通称エリカ様が居る。


りなさんの親戚の社長令嬢だ。


すっごくワガママで、世間知らず。
ボクはクラスメイトАの山田 冬獅郎(やまだ とうしろう)


写真部の撮影で学校で1番お金持ちの人とゆ〜のがお題でエリカ様を被写体に撮ることに。


はぁ〜、憂鬱だなぁ、、
エリカ様ワガママ度が最近増し増しだし。


「ちょっと!山田 太郎!ちゃんと可愛いらしく撮らなかったら死刑よ!」


「ボクの名前は山田 冬獅郎、分かりましたよ、、」


パシャッパシャッ!!


「ん〜なんか不自然、、自然体で…」


「山田のクセに私に意見するの!?」


「ソファーに座りましょう座ればリラックス出来るはず〜…」


「分かったわよ!」


ソファーに座ってレンズをガン見するエリカ様。


(余計ダメだったな、、、;)


パシャッパシャッ


真剣に撮り続ける冬獅郎。


「休憩しましょ。」


冬獅郎はカメラを置こうとした。


エリカが
「ねぇねぇ、そのカメラ見せて!」


「え!ダメですよ
これは大事なモノで…」


「なによ!意地悪!!」


ズカズカ冬獅郎に詰め寄って、強引にカメラを撮ろうとすると!!


身体のバランスを崩したエリカと冬獅郎はもつれあって、ドターン!っとコケてしまった。


覆いかぶさったエリカは、冬獅郎の顔をマジマジ見て、、


「アンタ…顔隠さないほーがイケメンよ…?」


「は?……////;」
そんな事を初めて言われて照れる冬獅郎。


////;


それを見たエリカも思わず照れる。


1つの恋が始まった瞬間だった。。



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