「な、何?;」
私はオドオドしながらみんなを見上げる。


ツバサ君が私を見下げながら。
「コイツほんとに信用出来んのか?口軽そーだし、ちっせーし!」


アキ君が。
「小さいのは関係ないでしょ、童顔、、ですけどね。にこっ」


ナツ君は。
「確かにちっさい、身長も他の女生徒より小さい、、むむむ〜?何かあったら口滑らせそーだし、先生ボク達の秘密守れる?」


私は、何の事を言ってるのか分からなかった。
「…秘密?って何??」


翔君は。
「やめとけ。1ヶ月コイツを見てきたが、こんなバカ面なヘラヘラした教師に俺達の秘密を言ったとして、デメリットしかない。」


マサキ君は慎重なちょっと苦笑いな顔をして。
「オレは、、、もう一度信じたいかな。って思うんだけど。」


雲雀君も。
「そうだな。俺も四季を信じたい。いや、信じてるから話す。」


翔君からため息が。
ツバサ君は無言。
ナツ君は下を向きながらビクビクしてる。
アキ君も下を向いて遠い目をしてる。


雲雀君がなんの事か説明してくれた。
「四季、久しぶりだな。俺は昔お前のお父さん、桐柱 優(きりはし すぐる)医師(せんせい)の所の患者だった、雲雀 ヒナだ。医師のおかげで高校へ通う事が出来た。秘密とゆ〜のは俺達の病の事だ。病の事で理事長に揺すられてる。」


「あ!雲雀君て、ヒナ君だったのね!病、まだ治らないの?理事長!?揺すられてるってどーゆう事!?!」


雲雀は応える。
「昔に比べて病状は安定している。だが、俺達はみんな優医師の患者だ。理事長は俺達の病を知っていて、それをマスコミ、メディアに公表するつもりだ。そうなれば、世間の目、誹謗中傷はもちろんの事、生活面にも影響が出る


俺たちや家族をゆすって
莫大な富を得ようとしてる


だからこの秘密を守ってほしーし、
理事長を止めなければならない


協力してくれるか?


…ごくっ


私はなにをすれば?


理事長の弱みを握ってほしい


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