『あきと君に、 相談したいことがあって』 良いの? 僕が、葉音ちゃんのお家に行っても? いやいや、ダメでしょ。 お互いのノートに、筆談してるだけで 僕の脳が沸騰そうなほど、 顔中が熱くなっているのに そんな僕が 葉音ちゃんのお家にお邪魔しちゃったら どうなると思う? 二人だけの空間に耐えられなくて、 倒れるかも。 ドキドキで心停止? 脈が暴れすぎて、血管破裂? 救急車出動? あわわわ…… 情けない僕しか、想像できないよぉ…… 絶対に迷惑をかけちゃうし、断らなきゃな!!