8月25日(前編)

「ちょっと楽しいことしよっか?」

「えっ…」


気づくといつの間にかソファに押し倒されていて…

至近距離にあるお兄さんの顔にドキドキする。

「気抜いてたでしょ?」

そう言うと太ももに手が伸びてくる。


「あのっ、わたし…!」

「ッフ。何?」

「っ……」


やっぱりこの人はいい人なんかじゃない。

少しでもそう思ったことを後悔した。


そうこうしているうちにもお兄さんの手は少しずつあがってくる。


「ま、待って…!」

「そう言うわりには抵抗しないんだね?」

と言うけど抵抗できないのだ。


体が変に硬直して動かない。