突然ですが、イケメンアイドルの妹になることになりました!②

「…真っ赤。」


私の顔を見て笑う
いたずらな笑顔。


「い、いじわる…」


私は真っ赤な顔を隠したくて、彼の胸をポカポカ殴った。



「さ、いこうか。」


彼はその手を掴んで、また歩きだす。
デートはまだ始まったばかり。


「ぅん///」


もう、人の目とか
恥ずかしいとかどうでもよくって



たくさん
たくさん

歩いたの。


好き。


好き。


手の温もりを感じる度に


いっぱいいっぱい


好きが増える。



大好きだよ…ジュンちゃん。