私…

あのまま
有に抱かれていたら…



やだ!

やだやだ!


シャワーで精一杯身体を流した。


なんでもっと拒まなかったの。

なんで…あんな身体が反応しちゃったの。


「う…」


シャワーを止め、
床に座り込んだ。



ガチャ



そんな時、洗面所に誰かが入ってくる気配がした。


「…入ってもいい?」


(え?ジュンちゃん?)


返事をできずにいると
するすると服を脱ぐ影が見えて

純大がドアを開けて入ってきた。