明日、告白してもいいですか?

 カウンターで、メニューを見ながら、私は思う。

 やはり、私などが先輩に告白なんてしてはいけないのでは。

 たかがニキビ一個治ったくらいで、綺麗になったつもりとか、と思ったとき、メロンソーダが出てきた。

 顔を上げ、
「私、頼みましたっけ?」
と訊いたが、先輩は、

「……いや」
と言う。

「この間、お前、メロンソーダが飲みたいと言ってたから。
 俺のおごりだ」
と先輩は言う。

「あ、ありがとうございます」
と礼を言い、にせものさくらんぼは取っておいて、アイスから食べ始めた。

 やっぱりさくらんばは最後まで残しておいた方がメロンソーダの色が映えて綺麗だからだ。

 しばらく黙って食べていると、今度は珈琲が出てきた。

「……頼みましたっけ?」

「いいや」