「確かめるって何を?」
「-・・ん。あの人っていくつ?」
「へ?、な、んでそんなこと。」
「いいから。いくつなんだ?」
変なの。
「・・えと。
私が16でしょ。
凪が17歳の時の子だから・・」
「33歳か。」
「・・・33?」
「ああ、計算するとそうなるだろ?」
「・・」 そうだっけ・・
「にしては、若すぎね?」
「?」
言い方がなんかひっかかる。
わざと私に振ってくる
なにかを探っているような
なにかを知ってるような
「33歳であの外見はどー考えてもおかしいだろ?
ま、中にはマジで年齢よりはるかに若いヤツも居るけどさ。
あの人はどー見たってハタチか、ソレ前だ。」
「――??!!」
だから何が言いたいの?
ばかばかし。
「凪はかっこいいからそう見えるんでしょ。」
安藤くんの意味深な聞き方に
少しキレ気味でそう言うと、
「・・俺のチームの先輩がさ。あの人・・のこと知っててさ。
たまたまファミレスで溜まってた時に見かけたんだ、そこ通りすぎていく舞の親父の姿。」
「?
だから?」
「そっちの世界でめちゃくちゃ有名人らしいじゃん。」
-!!
「そ、そっちってどっちよ?もし、昔のことをいってるんだったら、暴走族の総長だったし有名になった事もあるんじゃないの?」
「昔?」
「うん。私がまだ小さいころだよ。」
「おかしい・・だろ。」
「え?」
「あの人
関東一でけぇ族≪愚RACE≫
今現在の、
総長だぞ?」



