「おじゃましま~~す♪」
久しぶりに有紀ちゃんが我が家に来た。
有紀ちゃんの声に反応が返ってこない室内で
凪はまだ帰ってないってことがわかる。
「とりあえず座ってて、なに飲む?」
すぐにキッチンに入り冷蔵庫を開く。
「アイスコーヒーある?」
「うん。今、持ってく」
私はオレンジジュースと。
ここんとこが、もう有紀ちゃんとは、大人度の差がだんちなのだ。
長ソファに腰かけてる有紀ちゃんに
グラスに移した飲み物を運んでいくと同時に
「おー帰ったぞ。」
凪ご帰還。
昨日同様、お早いご帰宅である。
すぐさま、リビングでくつろいでる有紀ちゃんの姿を見つけ
「今日は、無理いって呼んで悪かったな。」
と声をかけた凪。
「いえ。凪さんの申し出だもん。断れないですよ~」
「はは。そりゃ、どうも。」
眩しいっ!
美しい2人が微笑みあってるこの光景は
なんと眩しいのであろうかっ
凡人な私には到底、出来そうもないっす!
つか、その空気ん中すら入っていけないっす!
と言う事で、
隅っこに追いやられてあるオッドマンに腰かける。
つまり2人から離れた距離での傍観である。
そんな私に目もくれない美しいお2人は
話しをし始めた。
「昨日のこと、有紀ちゃんならもう聞いてるよな?」
「え?・・ああ。まぁ」
ん?昨日のこと??私、なんも言ってないぞ?
言おうと思ったケド、有紀ちゃんに何気に話を変えられて話しできなかったぞ?
「俺の事、嫌いだったのか?」
「えっ!そんなまさか、」
なぬ??それはどーいうイミなんだい??
「じゃあ、なんで?」
「だから・・それは・・」
「ちょっ、と、ちょっと待ってよ。」
ソレ。恋人同士の痴話げんかにしか聞こえないんですがっ??
あまりのセリフに耐え切れず私がそう口を挟むと
凪はチラっとこっちを向き、また視線を有紀ちゃんに戻しただけだった。
スル―かよ!
しかも正確に言うと、チラっとではなく、ギロンと威嚇されました。
そして、
そんな私に構うことなく話しを続ける2人。
「どういう事か、説明してほしいんだが?」
「・・・」
「・・・」
「・・はぁ・・っ。」
少しの沈黙の後、最初に折れたのは有紀ちゃんだった。
なになに?どんな言い訳するんだい?
つか、2人が恋人という設定のままでいいのかっ?私!
「ホント、凪さん勘鋭すぎなんだから。」
そう言って思いっきり項垂れる有紀ちゃんを見て、
私は確信した。
「・・知らなかったよ。」
「ん?」 「あ?」
「2人がそんな関係だったなんて!ひどいよ凪、私のことは子ども扱いしてるくせに、有紀ちゃんなら付き合えるってどういうこと?そりゃ、有紀ちゃんは大人っぽいし、キレイだし、いう事ないよ!でも歳は私と同じじゃん!
由紀ちゃんだって!この頃、私のコト避けてたよね?それって凪とのことが後ろめたかったから?私が凪を好きって知ってて、自分が付き合ってるの悪いって思ったから?!!
2人とも、最低だよっっ!!!」
ハァハァ、ゼェゼェ。
「バカ?」
「ああ、バカだな。」
「なぬ??!」
この期に及んで、純粋無垢な私に向かってバカ連発するのはどーいう了見だいっ!!
「誰が誰と付き合ってるって?」
「は?なにとぼけちゃってるワケ?凪と有紀ちゃんに決まってんじゃん!」
「はあ?それ、有りえないから。つか、私、彼氏居るの知ってるよね?」
「っう!、ううでも、その彼氏は凪なんでしょ。」
「たしか、写メも、プリも見せたよね?」
「う!!」
「そこに映ってたのは凪さんでしたかぁ??」
「く!」
違った、確かにそこには凪じゃなく他のイケメン男子だった。
「あんたじゃあるまいし。確かに凪さんはイイ男だし?憧れても尊敬もしてるよ?でも、そこに恋愛感情はないからね。」
「っえ?で、でも、今の2人の話・・っ」
「すげー読解力なしだね。舞。」
「現国の成績はいいんだけどな?」
お?
「じゃぁ・・そうじゃないなら(100歩譲って)
一体、なんの話ししてたの?」
2人が目を合わせる。
ううっ///私も目ぇ合わせたいぞ~~~/////
そして大きく息を吐いて一人掛けのソファに沈み込んだ凪が
「あいつのことだよ。」
と言った。
「へ?」
あいつ・・?
「安藤のこと。」
続いて有紀ちゃんがそう言い、長ソファにこれまた沈み込んだ。
へ・・えぇ
安藤くんのこと話してたのかぁ
って?!?は?
「安藤くん?え?」
なぜにそこに安藤くんが出てくるのだ??!
つか?さっきの話の中でどうやったら安藤くんに繋がっていくのかわかんないですが??
変わらず首を傾げる私を見て
改めて2人は深い息を吐いた。(別に改めてしなくとも・・)
「昨日のお前の話しを聞いてさ。
これはぜってぇ、あいつと有紀ちゃんは組んでんなと思ったんでな。」
「へ?有紀ちゃんが??ど、どこで??どの部分で??」
確かに話の中には有紀ちゃんは登場しましたが??
それだけですが??
「最初っからだが・・」
「へっ??!!」さ、最初っから??て??!
「ま、あ。絶対的に確信したのは、
あいつの申し出断れば、俺が困るだの俺のためだと言ったとこ・・だな。」
「え?・・だって実際そうじゃないの?」
「普通の奴ならまだしも、俺だぞ。」
「っ///」あ・・その俺様的なとこも好き///(←おい
「そうなる前にあいつ潰してやんよ。」
「!!」
そ、うだ・・。
そうだね!凪ならそうくるよね!
「それを、お前ならまだしも、有紀ちゃんがわからねぇわけねぇ。」
「あ!」
「なのに、あえてそう言い、お前をけしかけた。」
「え・・あ。
・・有紀ちゃん・・?」
私はやっとなんとなく状況が読めてきた。
でも、な、なんで?
なんでそんなこと・・っ
ゆっくり有紀ちゃんの方へ向きなおす。
「はぁ・・やっぱ、凪さんにはかなわないな。全部お見通しじゃん。」
「ゆ、有紀ちゃん?」
「有紀ちゃんも、俺からの呼び出しって聞いて覚悟してたんだろ?」
「ええ、まぁ」
「賢いな。」
「どうも。はぁ//・・ずるいな凪さん、そうやって言うとこも」
「ふ。一応、大人なもんでね。
で?有紀ちゃんの企みってーの教えてくんない?」
「は~い。わかりました。もうお手上げだぁ」
そう言って有紀ちゃんは両腕を上げた。
そして、すぐに私をまっすぐに見つめてくる。
久しぶりに有紀ちゃんが我が家に来た。
有紀ちゃんの声に反応が返ってこない室内で
凪はまだ帰ってないってことがわかる。
「とりあえず座ってて、なに飲む?」
すぐにキッチンに入り冷蔵庫を開く。
「アイスコーヒーある?」
「うん。今、持ってく」
私はオレンジジュースと。
ここんとこが、もう有紀ちゃんとは、大人度の差がだんちなのだ。
長ソファに腰かけてる有紀ちゃんに
グラスに移した飲み物を運んでいくと同時に
「おー帰ったぞ。」
凪ご帰還。
昨日同様、お早いご帰宅である。
すぐさま、リビングでくつろいでる有紀ちゃんの姿を見つけ
「今日は、無理いって呼んで悪かったな。」
と声をかけた凪。
「いえ。凪さんの申し出だもん。断れないですよ~」
「はは。そりゃ、どうも。」
眩しいっ!
美しい2人が微笑みあってるこの光景は
なんと眩しいのであろうかっ
凡人な私には到底、出来そうもないっす!
つか、その空気ん中すら入っていけないっす!
と言う事で、
隅っこに追いやられてあるオッドマンに腰かける。
つまり2人から離れた距離での傍観である。
そんな私に目もくれない美しいお2人は
話しをし始めた。
「昨日のこと、有紀ちゃんならもう聞いてるよな?」
「え?・・ああ。まぁ」
ん?昨日のこと??私、なんも言ってないぞ?
言おうと思ったケド、有紀ちゃんに何気に話を変えられて話しできなかったぞ?
「俺の事、嫌いだったのか?」
「えっ!そんなまさか、」
なぬ??それはどーいうイミなんだい??
「じゃあ、なんで?」
「だから・・それは・・」
「ちょっ、と、ちょっと待ってよ。」
ソレ。恋人同士の痴話げんかにしか聞こえないんですがっ??
あまりのセリフに耐え切れず私がそう口を挟むと
凪はチラっとこっちを向き、また視線を有紀ちゃんに戻しただけだった。
スル―かよ!
しかも正確に言うと、チラっとではなく、ギロンと威嚇されました。
そして、
そんな私に構うことなく話しを続ける2人。
「どういう事か、説明してほしいんだが?」
「・・・」
「・・・」
「・・はぁ・・っ。」
少しの沈黙の後、最初に折れたのは有紀ちゃんだった。
なになに?どんな言い訳するんだい?
つか、2人が恋人という設定のままでいいのかっ?私!
「ホント、凪さん勘鋭すぎなんだから。」
そう言って思いっきり項垂れる有紀ちゃんを見て、
私は確信した。
「・・知らなかったよ。」
「ん?」 「あ?」
「2人がそんな関係だったなんて!ひどいよ凪、私のことは子ども扱いしてるくせに、有紀ちゃんなら付き合えるってどういうこと?そりゃ、有紀ちゃんは大人っぽいし、キレイだし、いう事ないよ!でも歳は私と同じじゃん!
由紀ちゃんだって!この頃、私のコト避けてたよね?それって凪とのことが後ろめたかったから?私が凪を好きって知ってて、自分が付き合ってるの悪いって思ったから?!!
2人とも、最低だよっっ!!!」
ハァハァ、ゼェゼェ。
「バカ?」
「ああ、バカだな。」
「なぬ??!」
この期に及んで、純粋無垢な私に向かってバカ連発するのはどーいう了見だいっ!!
「誰が誰と付き合ってるって?」
「は?なにとぼけちゃってるワケ?凪と有紀ちゃんに決まってんじゃん!」
「はあ?それ、有りえないから。つか、私、彼氏居るの知ってるよね?」
「っう!、ううでも、その彼氏は凪なんでしょ。」
「たしか、写メも、プリも見せたよね?」
「う!!」
「そこに映ってたのは凪さんでしたかぁ??」
「く!」
違った、確かにそこには凪じゃなく他のイケメン男子だった。
「あんたじゃあるまいし。確かに凪さんはイイ男だし?憧れても尊敬もしてるよ?でも、そこに恋愛感情はないからね。」
「っえ?で、でも、今の2人の話・・っ」
「すげー読解力なしだね。舞。」
「現国の成績はいいんだけどな?」
お?
「じゃぁ・・そうじゃないなら(100歩譲って)
一体、なんの話ししてたの?」
2人が目を合わせる。
ううっ///私も目ぇ合わせたいぞ~~~/////
そして大きく息を吐いて一人掛けのソファに沈み込んだ凪が
「あいつのことだよ。」
と言った。
「へ?」
あいつ・・?
「安藤のこと。」
続いて有紀ちゃんがそう言い、長ソファにこれまた沈み込んだ。
へ・・えぇ
安藤くんのこと話してたのかぁ
って?!?は?
「安藤くん?え?」
なぜにそこに安藤くんが出てくるのだ??!
つか?さっきの話の中でどうやったら安藤くんに繋がっていくのかわかんないですが??
変わらず首を傾げる私を見て
改めて2人は深い息を吐いた。(別に改めてしなくとも・・)
「昨日のお前の話しを聞いてさ。
これはぜってぇ、あいつと有紀ちゃんは組んでんなと思ったんでな。」
「へ?有紀ちゃんが??ど、どこで??どの部分で??」
確かに話の中には有紀ちゃんは登場しましたが??
それだけですが??
「最初っからだが・・」
「へっ??!!」さ、最初っから??て??!
「ま、あ。絶対的に確信したのは、
あいつの申し出断れば、俺が困るだの俺のためだと言ったとこ・・だな。」
「え?・・だって実際そうじゃないの?」
「普通の奴ならまだしも、俺だぞ。」
「っ///」あ・・その俺様的なとこも好き///(←おい
「そうなる前にあいつ潰してやんよ。」
「!!」
そ、うだ・・。
そうだね!凪ならそうくるよね!
「それを、お前ならまだしも、有紀ちゃんがわからねぇわけねぇ。」
「あ!」
「なのに、あえてそう言い、お前をけしかけた。」
「え・・あ。
・・有紀ちゃん・・?」
私はやっとなんとなく状況が読めてきた。
でも、な、なんで?
なんでそんなこと・・っ
ゆっくり有紀ちゃんの方へ向きなおす。
「はぁ・・やっぱ、凪さんにはかなわないな。全部お見通しじゃん。」
「ゆ、有紀ちゃん?」
「有紀ちゃんも、俺からの呼び出しって聞いて覚悟してたんだろ?」
「ええ、まぁ」
「賢いな。」
「どうも。はぁ//・・ずるいな凪さん、そうやって言うとこも」
「ふ。一応、大人なもんでね。
で?有紀ちゃんの企みってーの教えてくんない?」
「は~い。わかりました。もうお手上げだぁ」
そう言って有紀ちゃんは両腕を上げた。
そして、すぐに私をまっすぐに見つめてくる。



