俺のボディガードは陰陽師。〜第六幕・相の証明〜


そんなこんなで、陣内と颯太に見守られながら、内装デザイン、室内の見取り図などを書く。

すると、その様子を見ていたのか「何してるのー?」と、女子が数人わらわらとやって来た。

やってきたのはクラスの女子、安村さんたちだ。

早速、輪の中に入って陣内らの隣に座り、話に入ってくる。



「橘くん、昼休みにまで学祭の仕事やってるの?」

「昨日のみんなの意見、早速描くんでしょ?もうやるんだ」

「うん。こういうことはさっさとやっておかないと」

「おつかれだね。手伝う?」

「ありがとう」

一人でやるより、女子が何人かいてくれた方が助かるな。

陣内とかじゃ、テキトーだから頼りにならなさそうだし…。



そんなこんなで、女子らを混じえて内装の企画書作成。



「猫耳人間のイラスト全面に出してくー?イラストならアニ研の冨樫くんに頼むかぁー」

「猫カフェ風にするって言ってなかった?」

「猫カフェ行ったことある?」



ダラダラと世間話をしながらのまったりした感じとなった。

そんなまったり空間の中、女子の一人安村さんが「そういえば…」と、声をあげる。