「初めは、そのために近づいたなら、今はーーなんの感情も、無いと言うのか?」



嘘だーー。


花と過ごしたあの3日間は、
確かに存在していた。


俺は、彼女の存在を確かに感じていた。


天国で君を待って再生して
いつか、一緒に生まれ変わる。


その気持ちが彼女には無い、と言うのか。

「早く落ちてしまえ!!」




彼女の必死そうな表情ーー。



俺に掴みかかる細い腕。
力は女性ーー。





どこで、間違ってしまったのか。



だけど大丈夫ーー。



俺は、彼女を抱きしめたままーー









地獄へと、落ちていった。









「な、なんでっーー?」






地獄でも








一緒だよーー花。