懇願するように言う鈴木くんに怜美は大きくうなづいた。


元々そのつもりだった。


鈴木くんの心残りをなくしてあげることが、怜美と猫田さんの仕事だから。


「もちろんです。案内してください」


怜美の言葉を合図にして、3人は鈴木くんの家へと向かうことに鳴ったのだった。