そしてその時がやってきた。 クリスマスから3日後。 最後は笑顔で見送るって決めたから、顔を何回も洗って喝を入れてきた。 思ってたよりも離陸まで時間がない。 いまは空港で、そろそろ離陸する時間。 Lineの3人とマネージャーの川村さん、そしてそのほかの関係者たちがアメリカへと飛び立つ。 これは極秘情報でぜったいに口外してはいけない。 それなのに、私に教えてくれた。 「じゃあそろそろ行くけど、待ってられる?」