蓮君は、毎日カッコよさが増している気がする。


大人っぽくて、でもやっぱり昔と変わらず金髪だし、何より優しい。



「俺も、いつも笑顔でいてくれて、ありがとう」



蓮君の優しい笑顔に、毎日ドキドキしている。



「蓮君...キス、していい...?」



そんなことを言えば、蓮君は意地悪な笑みを浮かべて。



「キスだけでいいのか?」


「っ...///」



自分の言ったことを後悔する。


蓮君ったらっ! またからかって!


で、でも...。



「じゃあ、今日は...して、ほしいかな...///」



すると今度は大きく目を見開いて。


じ、自分から言ったくせにっ...///



「もう、可愛すぎ。なんなの?」


「へっ...?」



思わず間抜けな声が出てしまう。



「部屋、行くか...」


「えっ、ちょっ! やっぱりやめっ!///」



こ、心の準備がっ...!///