「この部屋は僕が…いやきっとエドガーとかもいるだろうけど、可愛く綺麗に維持しとくから。だから安心して人間界へ行っておいで」 「うん。ありがとう」 私はいつもとは違うまっすぐなクラウスに素直にお礼を言った。 「咲良、可愛い」 「うん」 「大好き。愛してる。僕よりも」 「ありがとう」 「咲良は?咲良もだよね?」 「もちろん」 「っ!だよね!」 私の言葉を聞いて嬉しそうにクラウスが笑う。 そして私たちは何気ない会話をしながらも小屋で何となく一緒に過ごしたのであった。