「咲良」 「ん?」 突然真剣な表情でギャレットが私を見つめる。 「お前なら俺の…友だち、いや嫁にしてもいい」 「…へ?」 嫁? よめ? yome? …嫁? ギャレットの突然の言葉に私は固まった。 友だち通り越したよね? 「嫁?」 「…ああ!もう!今のなし!やっぱり咲良は俺の同志!以上!」 聞き直してみるとギャレットは真っ赤になってこちらを睨んできた。 いーや。理不尽だわ。