「とにかく!俺はお前の最初の悪魔で、世話係でお前の1番なんだよ。だからこれからもまずは俺を頼れよな」 ばつが悪そうにそう言うとエドガーは私から視線を逸らした。 ああ、エドガーはこれが言いたかったのか。 「ありがとう。そうさせてもらうよ」 「おう」 「じゃあとりあえず私への借金を返そうか」 「…今?今すぐ?」 「ふふ、嘘嘘」 エドガーと肩を並べて食堂へ向かう。 こんな他愛もない会話も悪くはない。むしろ心地よいとさえ思えた。