明るいふわふわのピンク色の髪はまとめてポニーテールにされており、瞳は青色。
年齢はおそらく中学生から高校生くらいの年齢だろうか。
とんでもなく美少女で愛らしい彼女だが何故か見覚えがある。

んー?こんな美少女すぎる知人いたかな?


「表からだと目立ってしまうからこっちから入って!お話聞かせて!」


美少女をまじまじと見つめていると美少女はふわりと笑って私の手を引いた。

誰と似ているのか全くわからなかったが私はとりあえず美少女について行くことにした。



おそらく喫茶店の裏口のような場所から入ると美少女に勧められるまま小さな事務所のような部屋の椅子に座らされる。

どうやらこれから面接が始まるようだ。


「私はここナイトメアの人気No.1メイドミアだよ!あなたの名前は?」

「私は桐堂咲良と言います」

「サクラ?人間界の花の名前だよね?可愛いね!」


何て愛らしい少女なのだ。
昨日から愛想一切なし、愛想があったとしても裏で何考えているのか全くわからない人たちを相手にしてきたのでミアの表裏のなさそうな可愛らしい笑顔は疲れた私の心へダイレクトにくるものがある。