「…おはよう」 目のやり場に困りながらもさりげなくヘンリーから離れようとするがそれをヘンリーは許さない。 何だこの状況。 「服は?」 「急激な体の変化に耐えられなかったんだろう。破れていた」 「…え、じゃあ下も?」 「そうだな」 意地悪く笑うヘンリーの下半身を布団の上から見つめる。 おう…、これ以上の詮索はやめよう。 「…昨日の記憶は?」 「あるな」 あるんだ。