「僕と契約したいんでしょ?」 「もちろん」 「じゃあ答えはわかっているよね?」 「…うん」 ああ、クソ! 私の羞恥心とか、変なプライド!お願いだから1週間だけ死んでください! 私が断れないことを楽しむように笑うクラウスはまさに悪魔だ。 「…荷物まとめるからちょっと待ってて」 契約の為にもクラウスの部屋へ行くしかない。 私は暗い表情でそう言うと重たい足取りで荷物をまとめ始めた。