「咲良、お前がやるしかないんだぞ?」
それは冷たく微笑するヘンリーにばっさりと却下された。
いや!説得は私がするけどさ!
アイディアとか助けてくれたっていいじゃん!
「ヘンリー!さすがにそれはねぇだろ!俺は咲良を手伝うぜ!俺は咲良の契約悪魔だしな!」
「…俺も」
反論だ!と私が反論する前にエドガーとバッカスが何とヘンリーに反論してくれた。
ああ!さすがエドガーとバッカス!
2人とも頼りになる!
「…ほう。俺に逆らうのか?エドガー、バッカス」
エドガーとバッカスの意見を聞いたヘンリーの表情から笑顔が消える。
その冷たい表情は場の空気を冷えさせるのには十分なもので。



